1969年7月
世界は、人類史上初の特別な瞬間を目撃しました。
ゼロハリバートンでは、アポロ11号の偉業から50周年を記念して、アポロ11号の月での使命と成果、またサポートした我々の役回りについて、特集「プレシャスカーゴ」を5回のエピソードに分けて、配信します。
Tプラス195時間18分21秒:
アポロ11号、地球に帰還
1969年7月24日午後12時50分(EDT)、歴史的なミッションは開始から195時間18分21秒後に終了しました。アポロ11号の乗組員、司令船、25キロ近くの月のサンプルは、無事に地球に帰ってきました。アポロ11号のミッションの経過を心配しながら見ていた数十億の人々は、無事に乗組員が地球に帰還したことを見て、人類史上もっともエキサイトなイベントが終了した事を実感したのでした。しかしNASAの科学者達と関係者にとって、それはミッションの始まりに過ぎませんでした。6つのアポロミッションで集められたサンプルは2,200種にもおよび、最初となったアポロ11号では、ゼロハリバートンのケースに収納し持ち帰りました。この貴重な物質は、世界中の機関に提供され、研究者は太陽系・月・地球の起源に関して深い理解を得ることができました。NASAと20,000以上の企業と大学、そしてゼロハリバートンによって、この「貴重な貨物」は地球に持ち帰られたのです。
地球版、貴重な積み荷:
お土産
アポロ11号が持ち帰った月のサンプルは、月の歴史よりもはるかに大きなストーリーを語ります。
サンプルは、宇宙飛行士が行った場所や人類初の様々な経験などを伝える物なのです。
毎年、何百万人の旅行者が旅先でお土産を手に入れ、家に持ち帰ります。
空港のギフトショップで購入したスノーグローブであったり、アテネのストリートマーケットで購入した手作りのお皿であったとしても、それらのお土産を通して旅行での体験や冒険などの物語を、家に帰ってみんなに共有することができます。
ここで、私たちの好きな旅行作家とブロガーに、彼らの宝物(お土産)や経験を紹介していきます。
思い出に満ちた:アンジェラ・カーソンのシェルボウル
キリバス共和国のビーチで自然に作られた貝殻のボウルは、母と娘の愛と幸せな人生の物語を思い出させます。2001年、アンジェラ・カーソンは幼い娘と旅をしてワンダーウィズアンジェラというトラベルチャンネルを始めました。ミクロネシアの離島を探索中、二人はビーチにある材料から作られた商品を販売する女性に出会い、貝殻のボウルを購入したのです。何年もの間で数え切れないほどの旅行をしましたが、そのシンプルなボウルを一目見るだけで、アンジェラは小さな娘と手をつないでしていた当時の冒険や旅行を思い出すのです。
おいしい思い出:トレバー・ジェームズのスパイスと紅茶
「フードレンジャー」として何百万人もの人々に知られるトレバー・ジェームズは、アジア各地を旅し訪れる国々の屋台フードを堪能しています。彼は食目的で旅をするので、彼のお気に入りのお土産は、スパイス屋台や屋外市場で売られている物です。インドのマサラ、中国のお茶、カナダのメープルシロップなど、その味と香りを通じてジェームスは、旅行した各地の人懐っこい商人との交流や地元の料理人やシェフが調理した素晴らしい食事を思い出すのです。旅行先で出会った人と食事をすることが、その人々や文化を理解する最善の方法だとするならば、食事の味とエッセンスをお土産として家に持ち帰ることはとても良い方法といえます。
ウェアラブルメモリー:シヤ・ザラビの指輪
シヤ・ザラビは、パートナーと妻のクリステン・サラと共に50カ国以上を旅し、彼の経験をInstagramで共有しています。また人気の冒険、旅行、ライフスタイルチャンネル、ウェブサイト「ホップスコッチ・ザ・グローブ」を公開しています。最近の旅行中にパキスタンとその人々の美しさに魅了され、彼はバザールを探索しながら、お気に入りのお土産を発見しました。それは、銀製の指輪で印象強い黒い石で作られていました。彼の大好きな国、パキスタンで採掘された鉱物から作られたそれは、彼にとって最高のお土産となり、また彼がまさに感謝し称賛する要素から作られているのです。
お土産に精通している
旅行のエキスパートが、貴重品と思い出を無事に持ち帰るためのヒントを共有します
1.お土産の保護は、「ロブスター」のように
旅行中に収集された壊れやすい宝物を輸送する最良の方法とは?アポロ11号ではこの質問への答えとして、ゼロハリバートンのケースを使用しました。何年もの旅行の後、アンジェラ・カーソン(WanderwithAngela)は、地球上での旅行者のためのアドバイスとして「ロブスター」思考法をおすすめしています。ロブスターの外部ハードシェルは、おいしく繊細な内部を保護しています。セラミックティーポットでもフレームなしの水彩画でも、ゼロハリバートンアルミ製ケースような耐久性のあるトラベルケースで最大限に保護してください。段ボールや何層にも重ねた防護シートを使用しても大丈夫です。
2.大切なものはいつも近くに
旅行中に最高のお土産を見つけ、家に持ち帰りたいが壊れやすく、しかも空港、手荷物係、ホテルのボーイ、タクシー、数千マイルの移動が立ちはだかる場合、どうするのが良いのでしょうか?何年もの旅を記録し、数万マイルを旅したトレバー・ジェームズ(フードレンジャー)の答えは、至ってシンプルです。それは、いつも一緒にそれを持ち運び、視界の外に置かないことです。貴重な物を持ち運びする際は、旅行のプロであるトレバー・ジェームズのアドバイスを聞き入れてみてください。アポロ11号の乗組員も同じことをしました。
3.すべてを入れる場所と、それぞれのための場所
過酷な旅行中、繊細な物品が壊れないようにするにはどうすればよいのか、という質問に対して、50カ国以上を旅行したベテラン冒険者シヤ・ザラビ(地球のホップスコッチ)は、とても明快に答えてくれました。「アイテムを安全に保護するために慎重に包み、それぞれを専用の場所に収納するべきだ。」そして ” プロのヒント” として「ちょっとした保険を持ち歩くこと。」彼の場合、より壊れにくくするため靴の中に物を隠したり、予期しない発見した物を保存するケースとして強固なサングラスケースを常備し旅行しています。
貴重な積み荷:各エピソード
そびえ立つサターンVロケットからゼロハリバートン製<月のサンプル収集ケース>まで、アポロ11号のミッションは何もかもが非日常でした。私たちの5部シリーズ『プレシャスカーゴ(貴重な積み荷)』は、月に最初の人類を着陸させるだけでなく、人類史上初の月のサンプルを持ち帰るために必要な機材を作る、並外れた努力を考察していきます。 次のフレームをクリックすると、各エピソードが表示されます。
アポロ11号 - 月へのミッション
そしてゼロハリバートンの「月を持ち帰る」というミッション
アポロ11号ミッションは、「人間を月に着陸させ、安全に地球に帰還させる」と米国大統領に定義されましたが、NASAは、追加でもう一つの重要で野心的なミッションも付け加えていました。それは、惑星のサンプルを始めて持ち帰ると言うものでした。
なぜトラベルケース開発は 高度な知識が必要なのか
エピソード2では、アポロ11号の使命を掘り下げて見ていきます。宇宙旅行に耐え得るように、どのようにして月のサンプルケースを設計したのか、また現在のゼロハリバートンケースにどのように活かされているのか、なども説明していきます。
宇宙仕様
アポロ11号で使用された重要な製品やツール紹介
1969年、アポロ11号は人類にとって最高の業績でした。50年経過し、アポロ11号ミッションによって出来た様々な道具は、突出した発明と開発の産物と見なされています。エピソード3では、ミッション遂行のための極限的な必要条件が、当時の科学技術の限界をどのようにして超えさせたのか、という部分を見ていきます。
貴重な貨物を保護する:物を運ぶケース製作という芸術
エピソード4では、月の石を収納し保護した2つのケースの開発ストーリーをお伝えします。ゼロハリバートンは、今でも比類ない開発能力と革新の精神で、現代の人のニーズを満たすためアルミニウムトラベルケースを作り続けています。
写真提供: NASA - ご厚意により許可転載